南鳥島のレアアースと中国の反応

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皆さま、おはようございます。3月24日の記事は【南鳥島】【レアアース】【中国の反応】がテーマです。東京都小笠原村南鳥島。硫黄島から東へ1250-1300km離れた南鳥島沖で（下記の位置図参照）大量のレアアースが海底から見つかりました。
【南鳥島】

（ブログ転載サービスを利用しています。記事の著作権はAFP通信社様に帰属します）

研究チームの報告では南鳥島に日本の使用量の220～230年分に相当する約680万トンのレアアースが存在するとされています。明るいニュースのはずですが･･･早速、中国国内では、こんな声が聞こえます。

■　中国の反応　■
南鳥島近海の海底には中国産レアアース鉱石の10倍から20倍も高い濃度のレアアースが存在している可能性が高くなった・・・しかし中国国内では･･･
中国メディアの環球時報が、南鳥島近海でレアアースが発見されたと報じると、同記事には中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられた。

「南鳥島は日本領ではない」
「南鳥島は中国領だ」
といった主張のほか、

「日本でレアアースが大量に見つかったならば、わが国はもう日本にレアアースを輸出するべきではない」 などといった反発の声もあります
（サーチナ中国より記事を一部抜粋）
http://topics.jp.msn.com/world/china/article.aspx?articleid=1739637

＜記者雑感＞
日本の海底資源埋蔵が確認されると、中国が領土を突然主張するのは今に始まった事ではないと改めて思わされる。中国本土ではソーラーパネルの大手、サンテックが事実上の営業停止（倒産危機）を迎えており、経済の停滞から中国の焦りが見て取れる。中国から次々と“逃げ出す”外資系企業。今まで若くて安い人件費で経済を回していた中国もついにバブル崩壊が始まったようである。今回の中国の反応も中国共産党による情報管理が徹底されている事が伺える。中国経済の行き詰まりから、今後、どのような行動を取るのかに注目です。

■　参考資料　中国経済データ　■
上海総合指数　２３２８．２８（株価は弱冠回復傾向）
チャート：http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?type=chart_mon&code=SSEC
人民元レート：1ドル＝6.27元

（注）大量に通貨発行しても僅かに株価が回復しただけ、不動産価格も下落傾向続く

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タグ：レアアース 中国の反応