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韓国の原子力発電所で放射能漏れのトラブル [海外]

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皆さま、こんにちは。10月24日の記事は【韓国】【原子力発電】【放射能漏れ】がテーマです。韓国では日本と同じくエネルギーの自給が困難であることから25基の原子力発電所があると言われています。そのうち何基かは試験運転中です。稼働率も日本の原子力発電所に比べて高率稼働ですが、10月17日、全羅南道霊光郡のハンビッ原子力発電所3号機の熱伝導管でトラブルが発生。通常の130倍の放射能が漏れました。朝鮮日報様の報道です。

【全羅南道霊光郡のハンビッ原子力発電所3号機が17日、蒸気発生器の異常で稼動停止となった際、原発の運営について責任を負う「韓国水力原子力」(韓水原)が故障箇所をきちんと把握していなかったことが明らかになった。ハンビッ3号機にある蒸気発生器2台のうち、故障していない蒸気発生器の方に対して措置を施していたというわけだ。韓国水力原子力が21日に発表した。

 韓国水力原子力によると、ハンビッ3号機の蒸気発生器内の伝熱管に亀裂が発見され、17日午前2時9分に発電を停止した。韓国水力原子力はその前日の16日午後1時30分ごろ、蒸気発生器につながる設備から放射能が検出されたため原因分析のため稼働を停止し、午後11時ごろ出力を下げ始めた。伝熱管が故障すると、その中を流れる放射能汚染水が外部に漏れる可能性があるためだ。

 韓国水力原子力は「ハンビッ3号機に設置された蒸気発生器2台のうち1台の伝熱管で亀裂が発生、保守・点検のために発電を停止した」と明らかにした。しかし、韓国水力原子力は当初、亀裂が発生した蒸気発生器を勘違いしていたことを認めた。伝熱管に亀裂が入っていない方の蒸気発生器を故障したと判断、バルブを遮断したのだ。12時間以上も別の個所で問題の原因を探していたことになる。

 韓国水力原子力側はさらに、検出された放射線の数値が通常の130倍に達することも報道機関に伝えていなかったことが分かった。これについて韓国水力原子力は「外部に排出された蒸気の放射能量は、許容される年間基準値(被ばく量換算値)の380億分の1で、人体に影響はない」と釈明している。】
(ソース:朝鮮日報オンライン版)
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/22/2014102201208.html

<記者雑感>
韓国の原子力発電所は稼働率が高い為、トラブルには十分気をつけなければいけませんね。原子力発電所の敷地内は広大なため、早急な復旧は困難かもしれませんが、これからも保守点検に気を配って頂きたいと思います。日本も福島第1原子力発電所の解体を確実に進めなくてはいけません。日本も韓国も、改めて原子力発電の安全性を再考する時期にきているといえそうです。




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