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韓国、漢字廃止による知的文化への影響 [海外]

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皆さま、こんばんは。7月29日の夕刊は【韓国】【漢字】がテーマです。我々が普段何気なく使っている漢字。この漢字を廃止した国が、お隣韓国。韓国では学歴社会と言われ、学習の競争が激しいのですが、漢字を廃止したことにより本を読まなくなるという現象が進み知的な荒廃が進んでいます。高学歴社会の韓国で何が起きているのか…。

■ 「世界一優れた文字を守れ」ハングル至上主義で漢字を忘れた韓国人は「大韓民國」が書けない ■
【文=呉善花(評論家)
韓国は世界一の学歴社会と称されるが、そのイメージとは裏腹に“知の崩壊”が進んでいる。
評論家の呉善花氏がその背景を解説する。 韓国の受験戦争は苛烈だ。大学入試の当日は、試験に集中できるよう会場近くでは飛行機の離発着が禁止され、道路が通行止めになるほど。
 それほどまでに韓国は厳しい学歴社会であり、大学進学率は日本が50%台なのに対し、韓国ではピーク時の08年には83・8%に達した。OECD加盟国で最も高い水準だ。

 その準備は幼少期から始まり、多くの家庭が塾に大金を注ぎ込む。97年には小学校で英語教育が必修化されるなど、初等教育レベルでの学力は国際的に見ても高い(国際教育到達度評価学会による小学4年生対象の調査では50か国中、算数が2位、理科が1位)。

 ただ、成長するほどレベルが下がる。東京大学が27位に入った大学ランキング(イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」による「世界の大学ランキング」2012年発表)ではソウル大は59位。金大中元大統領の平和賞を除けばノーベル賞受賞者は一人もいない。

 学歴さえ手に入ればよくて、さらに深くものごとを学ぶ意味を見出せない者が多いように思えてならない。  韓国の書店には参考書を選ぶ学生の姿ばかりで、社会人の姿はほとんど見られない。韓国人は世界一読書量の少ない国民と揶揄されていて、韓国統計庁による調査では韓国人の40%以上が年間1冊も本を読まず、平均読書量は5・3冊だという。調査方法は違うが、“読書離れ”が指摘される日本人でも年間約19冊。かく言う私も初めて日本を訪れた時は、仕事と関係のない分野の本を読み、教養として歴史や文化を学ぼうとする日本人の姿勢に驚いたものだ

こうした現象の大きな原因の一つが「漢字廃止」である。私が中学生だった1970年の春、韓国は学校で漢字を教えることをやめた。私の世代以降は“ハングル専用世代”となり、50年近く経った今日では約8割の国民がハングルしか読めなくなってしまった。韓国のキーボードはスペースキーの横に一応今でも漢字変換キーがあるが、若い世代にはほとんど使われない。

 韓国語の語彙は漢字由来の「漢字語」が約7割を占める。それを表音文字であるハングルだけで表わすのだから、日本語を平仮名だけで書くようなものだ。自ずと同音異義語の判断に迷うことが増える。 表意文字である漢字であれば、知らない熟語が出てきても意味が掴みやすいが、ハングルではそうはいかない。意味が分かりづらいものを簡単な言い回しに言い換えることもある(日本語で譬えると「腐心する→もんだいをかいけつするためにがんばる」といった具合)。だからどうしても幼稚な表現になり、言い換えのできない抽象的な概念などの理解が難しくなる。

 書物に漢字語がたくさん出てくると意味不明な言葉の羅列に見えるが、ハングル専用世代はそこを読み飛ばす。残りの文脈でなんとなく理解した気になるのである。したがって本を読む気も失せ、読書量は激減するわけだ。

 さらに恐ろしいのは文化の断絶である。古典や史料がどんどん読めなくなり、大学の研究者たちでさえ60年代に自らの指導教授が書いた論文を読むことができないのだから、問題の根はとても深い。】
(ソース)
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20130725-01/1.htm
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20130725-01/2.htm
(【 】内の記事は雑誌SAPIO様の記事を抜粋しました)



<記者雑感>
韓国は大変な高学歴社会であることは知っていいたが、表記文字う失いハングルのみとしたところ文化の断絶まで起きている事を知り、驚いた。小学校から英語教育を必修化してはいたが高校→大学と進むに従い、学歴順位が下がってしまうのは驚きだ。日本も表記文字である漢字を大切にした方がよさそうである。



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